December 08, 2004

「言論」の場をどこにつくるか ――ネット・ジャーナリズムの可能性

先日ご紹介した岩波書店『世界』2005年1月号が今日発売されましたので、内容を簡単に報告しておきます。

これは、特集「戦後60年――どんな転換点なのか」の中の座談会で、

「言論」の場をどこにつくるか ――ネット・ジャーナリズムの可能性――

です。出席者は北田暁大さん(東京大学)、団藤保晴さん(新聞記者/「インターネットで読み解く!」主宰)、浜田忠久(市民コンピュータコミュニケーション研究会)の3人です。

私はこの中で、以下のような話題について話しました。

JCAFE設立の経緯(メディアとの関連で)
マスメディアと市民メディアとのギャップ
世界情報社会サミット(WSIS)
米国の大統領選と報道
インターネットへの依存
インターネット空間での「均一化」と「分節化」
google とブログの関係
P2P の可能性(経済の仕組みとの関連)
「実名」と「匿名」

http://www.dreamery.ne.jp/infosoc/index.php?BlogZihyo

以下、編集部がまとめた概要です。


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 政治や社会をめぐる「言論」の場はどのような転機を迎えているのか。それは縮小しているのか、縮小しているとしたらどうやって活性化していけばよいか。既存のメディアが権力に迎合的な報道姿勢を強めるなかで、表層的なイメージや情緒、刹那的で安易な二項対立に流されやすくなり、論理を積み上げて議論を戦わせる「公論」の場としての機能を希薄にしつつある現状に対し、インターネットを用いたメールマガジンやネットニュース、ブログといった「もう一つの言論の場」はどんな可能性と限界を孕んでいるのか。さらに、新聞、雑誌など既存の活字媒体との関係を再構築していきながら、今後「ネット・ジャーナリズム」を強化していくには何が必要か。これらをめぐり、斬新な視点から論ずる。

Posted by at December 8, 2004 11:49 PM | トラックバック(0)