世界情報社会サミット(WSIS)第2フェーズ(チュニス)が11月18日(金)に終了しました。
今、チュニス・カルタゴ国際空港です。空港のスタッフから「WSISの参加者が問題を起こしたので、セキュリティ上の理由からパソコンの使用は禁止されている」と言われたのですが、実際にはパソコンを使っている人たちがちらほら見えます。まあ止められたらその時に終了すればいいかと思い、今パソコンを開いて作業しています。しかし、メールの受信はできるのですが、送信はできません。SMTPはブロックされているようです。
私は10日(日)の深夜にチュニスに着き、1週間過ごしました。朝は5時前に起きて前日の振り返りと書類の整理、当日のスケジュールの確認をし、7時にホテルを出て朝一番のシャトルバスでサミット会場(Palexpo Kram)に行く、という毎日でした。朝から晩まで会議、打合せなどの連続で、報告をまとめる余裕がほとんどありませんでした。帰国してから徐々にまとめていきたいと思います。
サミット会場でも無線LANが使えましたが、ネットワークにいろいろ制限がなされているようで(サミット会場の中と外でアクセスできるウェブが違うという話です)、メールを受信することは問題なくできるのですが、SMTP がなかなかうまくいかず、最初の2日間は苦労しました。
市民社会関係のいろんな会議が開催をキャンセルされたり、市民社会の会合が一部のNGO(チュニジア)に妨害されるなど、いろんなことが起こりました。
今回のチュニジア会議はこれまでの4年間のプロセスの総まとめとなりますが、この会議ですべてが終わるわけではなく、これからの情報社会における合意形成と意思決定の場をどう作っていくかが問われるでしょう。
こちらでは情報やメディアに関わる多くの市民社会の人たちと会えました。市民メディアの会議をビデオに撮っていたら年配の女性に話しかけられました。名前を聞くと、ディープ・ディッシュの設立者として有名なディーディー・ハレック(Deedee Halleck)さんでした。彼女は今月末来日し、インディメディア・ジャパンで彼女のイベントをやることになっているのです(大阪)。
いつものように、写真やビデオをいっぱい撮っているのですが、日本に帰ってから可能なら編集して公開したいと思っています。
また、膨大な量の文書やメールについていくのも大変で、なかなかフォローアップできてないのですが、サミット終了後、市民が主役の情報社会をどうやって作ってい
くか、議論や活動を続けたいと思います。
JCAFEからは私の他に原田至郎さん(東大 情報学環)、柴田邦臣さん(大妻女子大 社会情報学部)が参加しました。なお、柴田さんによるホットな報告が WSIS 世界情報社会サミット 現地レポート に出ていますので、ぜひご覧ください。
また、WSISについては様々なブログに情報が出ています。そのうちのいくつかをご紹介します。
News Scrap from 2ch: 【国際】ネット管理は現状容認 国連の世界情報社会サ
ミット閉幕
世界のメディア・ニュース: WSISでスイス大統領演説がチュニジア検閲カット!